体育の日② 野沢温泉
小千谷から長野の野沢温泉へ。
チューハイを飲みながら後部座席で足を伸ばしているママは「こんな時間から飲めるなんて至福だわ~♡」とご満悦。
約1時間半のドライブに子供たちが「まぁだ?まぁだ?」を連呼していましたが、予定通り8時半に野沢温泉に到着しました。
何年か前に来たときに利用した有料の駐車場が9時からの営業だったため、ほかに駐車場がないかとウロウロ。
すぐ近くに村営らしき駐車場を見つけ、そこに駐車しました。
無料駐車場ではないようでしたが、誰もいないし、料金がいくらなのかも分からない。
受付の小屋らしきものはあるけど閉まったままなので、帰りに払うことにしましたが、結局帰りも閉まったまま。
結果、タダで止めさせてもらう事になりました、スミマセン…
(あとで調べたら、ここは「横落駐車場」という場所で、無料で利用できるそうです。)
子供たちにとって、初めて来た本格的な温泉街。
麻釜(おがま)の前で。
こちらが思っている以上にテンション上がっています。
ママと昔ブラっと立ち寄ったときは、平日だったためか閑散としていました。
今回は連休中ということもあり、私たちのような日帰り観光客のほかに外湯を楽しむ宿泊客もいっぱいいて賑わっていました。
やっぱり浴衣姿の人がいると温泉街の雰囲気がアップする。
野沢温泉のシンボルとなっている大湯洗い場。
子供たちが喜んで突撃しようとしましたが、野沢温泉のお湯はかなり熱かった記憶があるので、子供たちには別の場所を提案。
ここから少し上の方にある足湯へと向かいます。
お湯はちょっとぬるめですが、ずーーっと入っていられる気持ちよさ。
のどかな風景の中でのんびり湯に浸かって幸せを感じていると、
隣に座った地元のおばあちゃんから「麻釜(おがま)でゆでたばかりなの、食べな」とじゃがいもを2ついただきました。
子供たちには硫黄の香りがちょっとダメだったようで「いらない」と言われちゃいましたが、しっとりと滑めらかなじゃがいも(たぶんメークイン)はとっても美味しかったです。
親し気にお話してくれる、素敵なおばあちゃんでした。
しばらくして、子供たちが「やっぱりお風呂に入りたい!」と訴え始めたため、お土産屋さんで子供でも入れそうな湯がないか聞いてみたところ、こちらを教えていただきました。
「熊の手洗い場」
こちらは13ある外湯の中でも温度が低めに設定されているそうです。
ということで、心ばかりの賽銭を入れ、男女分かれていざ入湯。
中に入ると、「ぬるめ」と「あつめ」の小さな浴槽が2つあり、定員はそれぞれ大人4~5人くらい。
「ぬるめ」の浴槽にはすでに先客4名いらっしゃったので、しぶしぶ「あつめ」の湯に入り、案の定「あっつ!!!!」と悶絶しました。
結局5分ほどでギブアップし、そそくさと外に出て女性陣を待つことに。
「ぬるめ」で温泉を堪能してきたママたちは「気持ちよかった~」とホクホク顔。
「それはよかったね」とシラケた表情でつぶやく私の足は、ゆでだこのように真っ赤になってました。
湯上り後にソフトクリームとチューハイ(ママ)を手にして幸せそうな女3人を残し、私はそこらへんのお土産さんをブラブラ。
大湯の前にあるお店に入り、前にもこれ食べたなと温泉たまごを注文。
ねっとりとした黄身、火照った体に嬉しい冷たさ、「いや、こんなの今まで食べたことない!!」と驚く美味しさ。
これは絶対食べた方がいいとママたちの所へ戻り、その美味しさをこれでもかと説明しながらお店に再び向かいましたが、
「あらごめんなさいね、売り切れたから今つくりに行ってるの…」という狙ったかのようなオチが。
「あれだけ期待させといて!」
「ひとりだけズル~い!!」
お前らもソフトクリーム食べてただろと思いながら、お土産に温泉饅頭を買って、12時に野沢温泉をあとにしました。
1時間もいれば子供も飽きてしまうだろうなと思っていましたが、予想に反して「まだ帰りたくない!」と言うなど、いたく気に入ったようでした。
長岡から2時間。
下道なら新潟市へ行くのと変わらない時間で、お金もあまりかからずにこれだけ楽しめるなんて最高。
夜の野沢温泉も楽しそうだけど、来るなら男友達とかな。
ママの許可がおりないと思いますが…
今後もちょこちょこ遊びに来よう。
【BOOKMARK】
● 公式サイト 北信州野沢温泉 観光協会
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