HALF 7月19日 球キング降臨
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高温多湿。
それしか言葉が浮かばない体育館は、足を踏み入れた瞬間に私の戦意を喪失させてしまいました。
さらに6人しか集まらなかったため、前半は恒例の年寄 VS 若者、後半はチームシャッフルをしての2時間フル3on3三昧。
最後は意識が朦朧としながら、両足がつる寸前でした。
しかし、この日もっとも追い込まれたのは、宮城が生んだスターちばけんでした。
序盤から“めずらしく”スリーポイントが面白いようにバシバシ決まり、ドライブでも器用なステップを見せてディフェンスを簡単に突破していました。
「今日の主役はちばけんか!?」
誰もがそう思い始めていた頃、
最初の勢いすらただの序章に過ぎなかった事を私たちは思い知らされました。
ちばけん最大の見せ場は突然訪れました。
ボールをスティールしたCOZYさんが素早く攻守の切り替えを行い、味方へ速いバウンズパスを出した瞬間の事です。
そのパスは味方には通らず、勢いよく突っ込んできた相手チームのKAZさんの膝に当たりました。
そして、あらたな推進力を得たボールは、まるで自ら意思を持つかのように、まっすぐとちばけんのゴールデンゾーンを目掛けて勢いよく飛んでいきました。
次の瞬間、もんどり打って倒れ込むちばけん。
脂汗を流し、立ちあがることのできないちばけんの周りを、メンバーが心配そうに取り囲みます。
COZYさんは特に心配だったようで、ちばけんに寄り添い、カメラに向かってピースサインをしていました。
体育館スタッフの方々も集まり、「ボールがボールにぶつかったんか!?」と、冗談で不安を押し隠していました。
「もしかしたら、ちばけんはもう戻って来れないかもしれない…」
「もしかしたら、女性メンバーが増えるかもしれない…」
言いようのない不安がメンバーを襲いました。
しかし、ちばかんは立ちあがりました。
ちばけんは立ったのです。
スリーポイントを決める度に股間をおさえるちばけんの姿を見て、私は真実の勝利とは試合の得失点差で決まるものではない事を知りました。
でも試合は我らが年寄りチームが大差で勝ちました。
後半のチームシャッフル後は、KAZさん、TAKIさんが大当たり。
巨人族の、巨人族による、巨人族のためのインサイドアウトで勝負が決まりました。
Movie Long Ver.
( ゜∀゜)アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒゴッ!!!