毎年、大晦日の紅白を見終わってから二年参りに出掛ける我が家。
「二年参り」とは、大晦日の深夜0時をまたがって神社仏閣に参拝・参詣することで、年をまたいで行うことからこの名があるそうです。(Wikipediaより)
全国共通の行事だと思ったら、信越地方でしか通じないらしい。
「二年」と言っても、すぐ近くの町内の神社にお参りして帰ってくるだけなので、せいぜい十分ほどのお出掛け。
私が小学生くらいの頃、父親とすぐ下の弟、それと近所のおじさんと4人で「ななとこ参り」に行っていました。
「ななとこ」のもともとの語源は「七所」で、近隣の神社仏閣、お地蔵さんなど7か所をお参りすること。
こちらは長岡をグルっと回るので、子どもの足で2時間以上かかっていました。
その頃の話をしていたら、長女ユウが「私も行ってみたい」と言い出しました。
しまった…

町内の神社でお参りした後、じいちゃん&ばあちゃんに見送られ、家族4人で「ななとこ参り」に出発。
雨降りか猛吹雪だったら中止にするつもりでしたが、
「中止する」とまでは言えない中途半端な悪天候。

少しくらいなら傘をささなくても済みそうな微妙に雨を含む雪。
「まぁいいか」と放っておくと、気付いた時にはビショビショになってるやつ。
逆にタチが悪い。
それにしても、まさかママと次女フウがついてくるとは思わなかった。
野球女子としてこういうことこそ前向きになって欲しいものだけど、とにかく自分に得がなければ疲れることを極端に嫌う次女。
ママに「せっかくだから一緒に行こうよ」と説得されてついてきたけど、
案の定、二か所目のお参りが終わった後で「寒いから帰る」と言い残し、しんどそうな様子だったママとともに離脱していきました。
まだまだ先は長いので、ここで不安を感じるようなら早めに決断してくれた方がいい。
心配なのはユウの方。
調子の悪い足がどこまで持つか。
限界を迎える前にこちらが気付けば良いのだけど。

5か所目、千手観音千蔵院。
今回、唯一のお寺さんで母方の菩提寺。
毎年お盆にお参りに来ていますが、小さい頃にこちらで見た地獄絵図の絵巻が長い間トラウマになっていました…
ここに来るまで、知り合いが当番をしている神社でもお参りし、御神酒をいただきすぎて足元がおぼつかなくなってたかも。
ユウの心配をしているどころではなかった…

柿川沿いにある小さな稲荷神社。
ここで六か所目。
あともうちょっとだ。
最後の七か所目の神社はすぐ目の前。

大トリは長岡市民に愛される復興のシンボル平潟神社。
時間は1時を過ぎたくらい。
まだ混雑しているかなと思いましたが、
目の前に10人くらいの若い男女のグループがいただけで、並ぶことなくお参りできました。
子どもの頃は、傘をさしながら参拝の行列に並んでいました。
すぐわきでは御守りや熊手、破魔矢などを売っていて、深夜とは思えない賑わいでした。
そこで弟と一緒に甘酒を飲んで、冷えた身体を温めていた記憶があります。
今はおみくじの販売所があるだけで人も少なく、ちょっと寂しかった。
ともあれ、これで七か所コンプリート。
ここから自宅まで2km強、徒歩で30分ほどの道のり。
ユウの足がずっと心配でしたが、途中のコンビニで休憩するか聞いても「大丈夫だよ」の一点張り。
ユウよりも先に私の股関節の方が痛くなってきた…
痛いし、寒いし、ちょっとホロ酔い。
でも、これでちょっとでもご利益があったら嬉しい。
1:40 ビショビショになりながら帰宅。
あとで歩いた距離を調べたら、ちょうど7kmでした。
お疲れ様、よく頑張った。
こちらは戦利品の「おみごく」。

「おみごく」も信越地方の言葉らしいことを初めて知りました。
調べてみると「神仏へのお供え物」とありましたが、
私たちにとっては神社でお参りしたときにもられるお菓子のことでしかない。
昔はもっと色々な種類のお菓子が入っていた気がしたけど、物価高騰の時代だから仕方ないか。
ユウが「来年もまた行こうね」と言っていましたが、今から1年後が憂鬱になってきた。
【BOOKMARK】
● 公式サイト「平潟神社」
● 公式サイト「千手観音千蔵院」



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