「渋温泉」 ノスタルジックすぎる路地の景観にハートを鷲掴みされる

お出掛け
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ゴールデンウィーク長野ドライブその③ 

「戸隠神社」参拝 → 飯綱町「サンクゼールの丘」 → 高山村「雷滝」と巡り、

次なる目的地として選んだのは、山ノ内町にある渋温泉。

実は2020年11月に「地獄谷野猿公苑」を訪れた際、すぐ近くの渋温泉にも立ち寄りたかったのですが、

その時はすでに温泉に入った後だったこともあり、目の前を通りながらスルーしていました。

今回はそのときのリベンジも兼ねて。

川を挟んで渋温泉街の向かいにある駐車場に車をとめます。

料金は入庫30分が無料で、以降1時間毎に300円(普通車)となっています。

24時間で最大1,000円。

入庫時に自動的にナンバーが読み取られるので、出庫時に自車のナンバーを入力して清算するタイプ。

時刻は正午ちょうど。

駐車場にとまっている車は大体3割ほどで、温泉街の方もゴールデンウィークにしては思っていたより観光客が少ない印象。

かと言って閑散としているわけでもなく、ブラブラと散策を楽しむにはちょうど良い心地よさです。

渋温泉は石畳の道に木造の温泉旅館がパズルのように連なり、浴衣を着た宿泊客が「カランコロン」と音を立てて歩くノスタルジックな温泉街です。

なかでも、ジブリ映画『千と千尋の神隠し』の油屋のモデルのひとつとも言われる「歴史の宿 金具屋」は、渋温泉のシンボルとして圧倒的な存在感を放っています。

後ろに見えるのが、木造四階建ての客室「斉月楼」(さいげつろう)。

ライトアップされた夜の景色が人気ですが、日中に見ても歴史を感じさせる建築美に見惚れてしまいました。

渋温泉 歴史の宿 金具屋

源泉かけ流しの風呂が館内に8つの温泉三昧。文化財の旅館建築を楽しむ。なつかしき昭和の温泉旅情を。

長野県 志賀高原・湯田中・渋 ♨ 湯田中・渋温泉郷

渋温泉には旅館以外にも、地元の人たちが管理している一番湯から九番湯までの9つの外湯(共同浴場)があります。

渋温泉の旅館に宿泊すると、すべての外湯の扉を開けられる「魔法の鍵」が貸し出され、9つの外湯を全て回る「九湯めぐり(厄除巡浴外湯めぐり)」が名物となっています。

基本は宿泊客専用ですが、ひとつだけ日帰り客でも利用できる外湯があります。

それが九番湯「渋大湯」。

奈良時代の高僧・行基によって発見された霊泉で、水で調節しなければ入れないほど高温なのが特徴だそうです。

料金は大人800円、小人500円。(宿泊客は無料)

今回、私たちは温泉には入りませんでしたが、この九番湯の屋上に位置する無料の足湯「のふっとまる」を利用させていただきました。

「九湯めぐり」は、九(苦)労を流し、厄除け、安産育児、不老長寿のご利益があるといわれています。

各旅館や商店で販売されている「祈願手ぬぐい」にスタンプを押し、最後に温泉街を見下ろす「渋薬師庵」へ参詣すれば満願成就。

その「渋薬師庵」は足湯の正面にあるのですが、そこへ行くには垂直な壁のように見える、急勾配すぎる石段を登っていかなければなりません。

「九湯めぐり」をしているわけではなかったのですが、石段があれば登らずにはいられない。

疲れるのが嫌いなママと次女フウに「行ってらっしゃ~い♪」と見送られ、長女ユウとふたりで登ってきました。

その先に待っていたのは、溢れんばかりの小銭を抱えたタヌキ。

タヌキにお賽銭を渡して、本日二度目のお参りを済ませました。

ちなみに現在、最後の印綬はここでは行っていないらしく、足湯の脇に臨時の朱印所が設けられていました。

たしかに、下駄履きでこの石段は危険すぎる。

うっかり足を踏み外したら、一番下まで転げ落ちかねない恐怖を感じつつ、細心の注意を払いながら石段を下りました。

足湯に戻ると、ママから「ふたりで温泉街を散策してくる」とLINEが入ったため、ここからは別行動。

実は、私がこの渋温泉に来てからずっと魅了され続けていた最大の要因は、メイン通りから四方に伸びる「細い路地」にありました。

昭和を感じさせる飲食店、年季の入った木造建築、あちこちに張り巡らされた温泉パイプ…

ノスタルジックな路地裏が大好物な私には、もう堪らない景色が広がっています。

まるで映画の世界に迷い込んでしまったかのような趣があり、ワクワクが止まりません。

これは夜に来たら興奮しすぎてヤバいかも。

次は絶対に泊まりで来よう。

駐車場に戻ってくると13時を少し過ぎた頃。

滞在時間は1時間程度でしたが、大満足の濃い時間でした。

このあと、本来の目的地である飯山市の「イナリ食堂」に向かったのですが、

「14時近くになれば少しは空いているだろう」という私の甘い目論見はまんまと外れました。

お店に到着すると、狭い駐車場は案の定の満車。

店の外まで伸びる大行列を見て、潔く諦めることにしました。

結局、お昼ご飯は近くのスーパー「デリシア 飯山店」でカップ麺やお弁当を買い、イートインコーナーでいただくことに。

これはこれで、わが家らしい旅の思い出となりました。

(つづく)

【BOOKMARK】

● 公式サイト「信州 渋温泉

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