ランドセル
テレビで新一年生のランドセル姿を見てから、しきりに何か背負わせてくれと催促してくるユウ。
パパの代わりに住宅ローンを背負ってください、とは言えないので、
そこらへんにあったものを背負わせてあげました。
こんなものでも嬉しいみたい。
おねーちゃんになった気分なのかな。
本物のランドセルを背負う日は、きっとアッという間にきちゃうんだろうな。
その小さな背中に未来の姿を重ねて、何だかしみじみとしてしまいました。
そんな私を、ガクガクと首が揺れまくる人形が何か文句を言いたそうに見つめていました。
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