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初めてのISS

宇宙兄弟の影響で、国際宇宙ステーション「ISS」を見てみたいと言い始めたユウ&フウ。

KIBO宇宙放送局の「#きぼうを見よう」でISSを観測できる日を毎日チェックしていました。

新潟だけ雨雲に覆われたり、通過するのが深夜だったりなど、観測の機会に恵まれない日が続きましたが、

とうとう天候もバッチリ、絶好の観測日よりが訪れました。

見え始めの予定時刻は20時30分。

5分前にベランダに出てユウ&フウと一緒に3人で夜空を見上げていました。

しかし、予定の時刻になっても見上げる空に変化はなし。

ここからじゃ角度とかで見えないのかなとあきらめた瞬間、

フウが「あーーーーーー!!!!」と空を指さしました。

仰角およそ45度、南西から現れた光の点は、南の空を横切るように一直線にゆっくりと飛んでいきました。

この点をもしかしたら過去に目にしたことはあるのかもしれない。

でも、これを「ISS」だと意識して見たのは初めて。

あの光の点の中で働いている人がいる。

高度400kmという途方もない所にいて、それを地上から見上げている。

分かっていることだけれど、あらためて考えるとすごいことだなと感動。

「想像していたよりもつまんない」と言うかなと思っていたユウ&フウも、ISSが見えている約1分、光の点を見続け、それがフッと消えると、すぐ部屋の中に入って興奮気味にママやババに「ISS見えたよ!!」と教えていました。

年老いた女子たちは「へぇ~~」と一切興味を示しませんでしたが。

運が良いことに翌日も観測最適日だったため、またも3人でベランダでワクワクしながらISSを待っていると、

今度は前日と違って頭上、ちょうど真上の空を西から南東にかけて飛んでいきました。

星でもないのに何で光って見えるんだろうと不思議に思っていましたが、ISSが見えるのは日の出前と日没後の数時間だけ。

その時間帯はギリギリ太陽の光がISSに当たるので、反射して輝くのだそう。

私も勉強になるけど、理科的な考え方に興味を持ってほしくてユウ&フウにも説明してみましたが、残念ながらそういったことには一切興味を示してくれませんでした…

今はずっと見えている流れ星でいいのかな。

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