フクロモモンガのリコさんが我が家にきて54日目。
外遊びを始めてからというもの、リコさんの自由度が増したことで触れ合う機会がめっきりと減ってしまいました。
この状況を打開するため、封印していた「なかよしポーチ」を引っ張り出してきました。
首からぶら下げ、家事やテレビを見ながら飼い主のニオイを覚えてもらえるという、仲良くなるための必須アイテム。
実はリコさんをお迎えしたときにすでに用意していましたが、
まだ時期が早すぎたのか、ポーチを首からさげている間ずーーーっと激しく威嚇して嫌がるので、何回か試してすぐに使わなくなってしまいました。
そんななかよしポーチを使って試してみようと思ったのがこちらの方法。

ズバリ!「ポーチの中に手を入れる」作戦!!
リコさんをお迎えすることを決めた三条のペットショップ「ジャングル・キング」に初めてうかがったときのこと。
パっと見の第一印象が『不愛想』な店長さんに一瞬たじろいでしまいましたが、
両手を見るとどちらもなかよしポーチに手首まで突っ込んだ状態になっていて、
店長さんの無表情とドラえもんのような両手のシュールな組み合わせに思わず「クスっ」と笑った記憶があります。
人馴れさせるのに一番手っ取り早く、「入れてしまえばそんなに嫌がらないよ」とのことでしたが、
ちょっと動くたびに左右から「ギャギャギャ!!!」と激しく威嚇する声が聞こえ、そのたびに「アイタタタ…」と呻いてらっしゃいました。
私もお迎え後に一度試そうとしたことがあるのですが、ポーチに手を入れようとするだけで凶悪な目つきで威嚇するので、「これ絶対、無理!」と諦めていました。
しかし、もうこれ以外に現状を打開する方法が思いつかない。
ということで、久々の流血も覚悟のうえでポーチの中に手を入れてみることにしました。
案の定、ものすごく怒ってらっしゃったので、「これでどうにか…」と袖の下ならぬ飛膜の下に好物のおやつをソっと差し出してみました。
「あぁ、そう…、うん、次からもまた頼むよ。」
なんとか怒りを収めてもらったリコ様。
オヤツで落ち着かせてから、そのまま手を滑り込ませると、すんなり受け入れてくれました。
何度か指を噛まれましたが、加減の分からない甘噛みという感じで、痛いのは痛いですが、「その肉、噛みちぎってやるぜ」という凶悪さは感じません。
ときおり、噛んだ後に舐めてくれたりもしました。
威嚇することもありますが、すでに触れている手に対して怒って噛みつくということはありませんでした。
たしかに、入れてしまえば安全は保障されるかも。
活動的になる夜は無理なので、いつもより少し早起きをして朝のお世話を済ませ、その後10~20分ほど手を入れてみることにしました。
これを3~4日続けたところ、こんなふうに。
ポーチを開けた時のリコさんの目つきが劇的に優しくなりました。
オヤツなしでも入室を許してくれますが、
いつも期待の目で見つめてくるので、ほぼ毎回あげてます…
外遊び中の「野生化」はまだ健在ですが、以前感じていた心の壁は確実に低くなっています。
このまま関係を改善できるように、今日も貢物を片手にポーチへそっと手を差し入れます。




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