フクロモモンガを家族に迎える前に、どうしても聞いておきたかったこと。
三条市の『ジャングル・キング』店長さんが語る言葉は、どれも現場の熱量に溢れていました。
以下、教えてもらったこと、店長さんの考えをまとめてみました。
・性格はオスの方が比較的穏やかで、メスの方が気性が激しい。
・オスの方が懐くのが早く、メスの方が時間がかかる傾向がある。
で、ここが一番大事。
・オスでもメスでも、どんなに頑張っても最後まで懐かないこともある。
SNSでベタ馴れしている動画ばかりアップされているので、最初からそういうものだと思っている人が少なくない。
ものすごい勢いで威嚇されたことにショックを受けて、早い段階で飼育放棄してしまう人もいる。
当店では人馴れさせてから販売しているが、本来、噛まれ引っ掻かれ、流血しながら少しづつ距離を縮めていくものであることを理解して欲しい。
それでも、どんなに愛情を注いでも報われないこともある。
それを重々承知したうえで飼うことを決めて欲しい。
・オスの方がニオイがキツイと言われるが、耐えられないような悪臭がするわけではない。
実際、嗅がせてもらいましたが、ほぼ無臭でした。
ただ、あとあと調べたら、生まれたばかりの子はオスでもそんなにニオイがするわけではなく、本格的にニオイがきつくなるのは臭腺が発達する1歳を過ぎてからのようです。
・飼い主が怖がっているとフクロモモンガにも伝染する
怖がりながら触れようとするとフクロモモンガにもそれが伝わって怯えてしまうので、覚悟を持って触れるか、慣れないうちは触れないようにするかハッキリした方がいい。
そのほかのQ&A
Q.まだケージを用意してないんですけど
A.小さいうちはプラケースで十分。
大きなケージは温度管理も大変だし、高いところから落ちて怪我する危険性もある。
Q.夜行性ということで生活サイクルを合わせられるか気になる
A.夜中に回し車で遊び始めたり、飼い主を呼んで鳴いたりするので、音が気になるという人はたしかにいる。
でも騒音というレベルではない。
Q.夜しか遊べない?子供を近づけて大丈夫?
A.日中はずっと寝てるわけではなく、起きてきて水を飲んだりする。
夕方くらいまではそっとしてあげて欲しいが、それ以降だったら一緒に遊んでもまったく問題はない。
ただし、子供は皮膚が柔らかいので、噛みつく・引っ掻かれる事を考えると、人馴れしてないうちは触れ合わせない方が良い。
慣れてからも、モモンガの爪はけっこう鋭いので、爪の手入れをしていない場合は長袖を着用していた方が良いと思う。
Q.温度管理は大変?
A.暑さに強く、寒さに弱い生き物。
「年間を通して24~27度を維持しないと!」って言っている人もいるが、日本のように四季があるオーストラリアに生息しているので、そこまで神経質になる必要はない。
夏場、極度に室温が高い場合はエアコンの設定温度を30度にすればOK。
冬も人が普通に過ごせるくらいの室温なら平気だが、危ないのは急激な温度変化。
低体温症で仮死状態になることがあり、その場合はひたすら身体を温めてあげて。
Q.ミルワームって絶対あげないとダメですか?(ママ)
A.これも栄養面で必須の食べ物と言っている人がいるが、そんなことはないと思う。
実際、うちでは200匹くらい飼育しているがミルワームはあげていない。
Q.哺乳瓶でミルクをあげるのか?
A.離乳していない赤ちゃんでなければ必要ない。
お母さんの袋から出てきて2ヶ月くらいはミルクを与えるべきという人もいるが、袋から出てきた時点で普通に固形のものを食べる。
Q.生後何か月か知りたい
A.フクロモモンガは生後何か月という言い方をしない。
生まれてすぐお母さんの袋の中で育ち、2ヶ月くらいしてから袋から出てくる。
これを脱嚢(だつのう)と言って、フクロモモンガはこの脱嚢を起点に年齢を数えていく。
Q.爪切りは難しい?
A.爪切りは人に馴れてきてからの話。
暴れるので最初は無理だし、無理やりやろうとすればフクロモモンガにとってもトラウマになってしまう。
どうしても手入れしたい場合は連れてきてもらえれば当店でする。
【BOOKMARK】
● 公式サイト「ジャングル・キング」



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