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四十肩になる

違和感を感じ始めたのは、昨年の5月頃から。

なんとなく、左の肘や手首がコキコキ言うな~と思っていました。

車に乗って運転席から後部座席の荷物を取ろうとしたとき、左肩に痛みを感じ、「あれ、どこか痛めたかな?」くらいに考えていたのですが、

次第に服を脱ぐのが辛くなってきました。

着るのは全く問題ないけど、脱ぐときがとにかく痛い。

そして、ある日、胸のあたりまである高さの塀を跳び越えようと、左手をかけてジャンプした瞬間、

「ギャ―――!!!!」と大絶叫。

肩が抜けたかと思いました。

こりゃ何かおかしいと思いましたが、「四十肩」という言葉はまだ頭に浮かばず。

無知によるものですが、四十肩って肩こりがひどくなって腕が上がらないような状態のことだと思っていました。

このときは肩の関節から二の腕にかけて痛みがひどく、紛れもなく何かを痛めてしまったという感覚があったため、肩こりをこじらせたような四十肩であるはずがない、と考えていました。

週一で行っているバスケサークルで痛めたか、無理な姿勢でデスクワークしていた蓄積からきてしまったのか、どちらにしろ痛めたなら安静にしておけば次第に回復していくだろう。

しかし、そんな想いを嘲笑うかの如く、痛みはどんどん増すばかり。

痛みのピークを迎えていた夏頃は、ちょっとした動作で毎回、肩が抜けたかと思うほどの激痛に襲われました。

バスケでパスを受けようと左手を伸ばした瞬間、「ギャ――――!!!!」

顔に近づいた虫を払おうとした瞬間、 「ギャ――――!!!!」

一番辛かったのは寝る時。

仰向けになっても、横向きになっても、どんな体勢になってもとにかく痛い。

一晩中熟睡できることがなく、8月頃からは軽いノイローゼになっていました。

この頃テレビで偶然、TOKIOの城島さんが私と同じ症状を訴えて「四十肩には辛いわ~」と言っているのを見て、そこで初めて自分が四十肩なんだということを知りました。

ネットで四十肩について調べてみると、

四十肩は肩周辺の組織が炎症を起こして引き起こされるもので、そこで説明されていた症状のほぼ全てが当時の私に当てはまりました。

四十肩は時間の経過とともに症状が改善されるらしく、早い人なら2~3週間で、遅くても半年くらいで治ると説明されていました。

このとき、違和感を感じ始めてすでに4か月が経っていました。

左肩はいまだ上げられず、症状改善どころか痛みは右肩上がり。

これがあと2か月すれば治るとは考えにくい。

四十肩だと思ったら「腱板断裂」だったということもあるそうで、ここまで痛みがひどいなら病院で診てもらった方が良いのだろうか…

そんなふうに悩んでいたときに、たまたま見かけたのがこちらの動画。

ダメ元でと試してみたところ、翌日、なんとなく痛みが緩和されたような気がしました。

一週間くらい続けてみると、劇的な痛みの改善とはいかないものの、今まで上げられなかった腕があげられるようになり、しばらくして一番の悩みの種だった睡眠も以前のように普通にとれるようになりました。

もともとの痛みが引き始める時期と重なっていただけかもしれませんが、発症から半年ほど経って、ようやく日常の動作に支障をきたすほどの痛みから解放されました。

痛みを感じることは今でもまだあり、可動域も以前よりはかなり狭くなったように思いますが、あの頃に比べたら今はまさに天国。

左手で背中を掻くことができないのが唯一の悩み。

そんなときは棚の角に背中をこすりつけ、それを見たユウから「おサルさんみたいだね」と言われてしまいます。

でも娘よ、あなたが思い描いているのは「おサルさん」ではなく、「間寛平さん」だと思う。

とりあえず、次は前倒しで五十肩に襲われるんじゃないかと心配しています…

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“四十肩になる” への2件のフィードバック

  1. そら より:

    動画で、良くなったということは・・・
    四十肩だったということですね~♪

    • tana より:

      四十肩だったんですね~
      最近なんとなく右肩に痛みを感じている、不安ばかり増している今日この頃です…

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